n63girl's diary

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ごく個人的なこと

練習コストを抑えたい話

大学を卒業する頃からでしょうか。

学生の生活なら楽器の練習にいくらでも時間を使っていたのが、今後はそうもいかなくなる。時間が限られる分効率よく練習しなきゃと思った。

 

マンドリンを続けていくためには、練習のコストは抑えられたほうがよい。ラクして最低限合奏できる程度になるには…そうだ、初見だ。楽譜さえ読めれば音楽がわかる。音楽がわかれば弾けるし、合奏にのれる!

 

そう思って初見や初見に近い状態でも曲を理解して弾くことを意識し始めました。

 

 

まずは視線です。

当時は左手をよく見つめていました。左手見ないと弾けない。左手を見ると楽譜が見れないから、楽譜は覚える方向性だった。悪循環です。

左手は見なくて済むに越したことないでしょう。指先でフレットを感じるので案外ポジション移動もできるものです。楽譜を見ながら弾くことで視界に指揮も入れられていい感じです。今後とも精進したいところですね。

 

 

そして当たり前ですが基本的な技術力。よくあるパッセージやらスケールやらは弾けるようになっとくと単純につよいです。その定形句を塊で読んで弾けてしまえるので、一見16分音符の集団でも大したことなくなりますね。基礎練は大事。弾けるを増やしておくのは役に立つ。

 

 

あとはやはりソルフェージュ能力というんでしょうか、楽譜を読む力ですね。

 

これは正直何から手をつけていいかわかりませんでした。わからないけど他にもやりたい理由があって、視唱の練習はしてみたことがあります。役に立ってるかは疑問ですが(笑)

 

あとは数をこなすことでしょうか。弾くのは難しくない曲をまず譜面だけを使って眺めて、テンポやリズムやなんとなく雰囲気を把握します。音程は残念ながらわからないので大抵スルーします。考えてはみるけどねーむつかしいねー。楽譜の段階で和声までつかめたらそれはとてもすごくいいと思うのだけど、そんなことできるんだろうか……

 

で、音の響きがわからないので最後はやっぱ音源を使って理解します。音源は偉大。

あくまで楽譜を読むことを目的にしているので演奏のことは棚上げです。音源の演奏が染み付いてしまってもつまらないしね。

 

 

 

 

 

と、まあいろいろやってはきました。

しかし最終的に、いちばん時間をかけずに合奏になんとか参加できるようにするには音源とパート譜 (ものによっては総譜) かなーと思います。

 

ここ数年は練習場所まで2時間くらいかかる生活でした。2時間あると音源を聴きながらパート譜を眺めて何をしてるか把握するくらいはできちゃいます。

 

もっと慌ただしいときは全部把握するのすら諦めます。テンポと音の並びをざーっと見て、弾くのが大変そうなところだけ丁寧に読む。おわり!むり!ひけない!!

これもはや準備できてないですね(笑)

 

 

そしていちばん大事なのは練習には行くことでしょうか。

行ったら確実に練習します。これは強みです。

 

弾けない、練習していないのを行かない理由にするのはあんまり合理的じゃあないように思うのです。